火消しの奥様

主人の職業消防士。妻目線で見た消防士の姿とは・・・

日本を守る、緊急消防援助隊

AII FOR ONE

消防署は、市町村単位で運営されています。

ですから、

A市の消防署とB市の消防署は別の組織になります。

通常、A市で起きた災害は、A市の消防署だけで対応しますが、

災害の規模、発生場所によっては、

隣接する市町村から応援が来ることもあるようです。

基本的には、消防署が所在している地域の住民を守ることが、

消防署の任務になると思います。

しかし、大きな災害が発生すると、

被災地の消防署だけでは、

対応できないケースがあります。

そういう時に、日本中の消防署が協力して

災害対応に当たるのが、

緊急消防援助隊」です。

 

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緊援隊【きんえんたい】

緊援隊は、阪神・淡路大震災を教訓に発足しました。

阪神・淡路の時にも

全国の消防が被災地に派遣されたそうです。

しかし、この時にはまだ緊援隊のような制度がなかったため、

派遣されてきた各地の消防の統制をとることが難しく、

効率のよい活動ができなかったそうです。

そうした経験を踏まえ、緊援隊は発足しました。

活動の実績としては、

記憶に新しいところでいうと、

北海道胆振東部地震」や「平成30年7月豪雨」でも派遣されたようです。

平成23年の「東日本大震災」の時には、

8,854隊、30,684人の出動がありました。

日本中の消防力を結集して、

災害対応に当たったことがよくわかります。

主人も東日本の時には福島県に派遣されています。

でも、それが緊援隊として派遣されたということは

知りませんでした。

緊援隊ってすばらしい制度なのに、

消防関係者以外の人には、

あまり知られていないですよね。

主人が消防士にも関わらず、

私は、大きな災害が発生すると、

自衛隊が出動する印象の方が強かったです。

今の日本では、

どこでも大きな地震

起きる可能性があります。

でも、地震が起きても

日本中の消防士さんが

駆けつけてくれると思うと、

心強いです。

総務省消防庁のHPでは、

緊援隊についての詳しい情報が掲載されています。

一度覗いてみると、

おもしろいかもしれませんよ!

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