火消しの奥様

主人の職業消防士。妻目線で見た消防士の姿とは・・・

消防士に学歴は必要か


関係ないね。

yuniです。

今回は、消防士と学歴をテーマに

書いてみたいと思います!

(私は高卒ですけど・・・。)

 

主人の話ですと、

有名大学を卒業して消防士になる方が、

結構いるらしいです。

東京消防庁のように、

日本全国から若者が集まるような、

大都市の消防署は別として、

主人の消防署のように小さな消防署では、

20年くらい前までは、

大卒の消防士というのは、

あまりいなかったようです。

むしろ、中学の時は不良してました、

みたいな人の方が珍しくなかったみたいです。

昔は、地元では有名なワルだったという先輩も、

何人かいるそうです。

でも、大卒だから仕事ができる、

高卒だから仕事ができない、

ということではないですよね。

主人が消防士になりたての頃、

よく言ってました。

「消防署に学歴は関係ない。」

 

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どの職場でもそうですけど、

学校の勉強と仕事は別ですよね。

もちろん勉強してきたことが

役に立たないとは、思いません。

特に消防署のように、

災害活動から事務系の仕事まで

職務内容が幅広い職場であれば、

なおさら学んできたものが

役に立つ時がくるはずです。

でも、主人が学歴じゃないと言うのは、

学校の勉強よりも、

車をいじったり、

電化製品の故障を自分で直したり、

料理をしたり、

そういった経験を多くしている人の方が、

消防署には馴染みやすいということのようです。

主人は大卒ですが、

消防士になるまで、

タイヤ交換やチェーンの装着をやったこともなければ、

料理もほとんどしませんでした。

だから若い時に苦労したようで、

学歴よりも経験の方が大切と思うようです。

でも役に立つ!

常々私は、消防署の仕事って、

日常生活の延長にあるように感じています。

ですから、日頃からたくさんのことに興味を持ち、

楽せず自分で何でもやる人の方が、

すんなり消防署の仕事に入っていける気がします。

主人も私も、

大卒や学歴を否定している訳ではないです。

むしろ、今の消防署の仕事は、

とても多様化しているようなので、

大学で勉強するような専門的知識が

求められる機会がきっとあるはずです。

消防署に限ったことではありませんが、

今まで学んできたことが、

無駄ということは絶対にありません。

勉強にしろ車いじりにしろ、

今まで経験してきたことを、

仕事にうまく生かすことができるといいですよね。

そしてそういった職場づくりを、

消防士さんにはしてもらいたいものです。

 

最後に、若かりし頃の主人が、

実際に言われたお言葉Best3を

発表したいと思います。

 

第3位 「お前、本当に〇〇大学なの?」

 

第2位 「お前、大卒なのに何も知らねーな」

 

第1位 「現場じゃ、大卒のお前より俺のが使える」

 

なかなかキツイこと言われてますよね・・・。

 

yuniでした。

#消防士 #消防 #救助 #火消し #マッチョ #消大

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